LINE Pay(ラインペイ)の特徴を紹介!メリット・デメリット

LINE Pay

LINE Payは、LINEのアプリ内で利用できる、QRコード決済です。

店舗での支払いだけでなく、LINE友だちへの送金や割り勘が簡単におこなえます。

そのほか、外貨両替など独自のサービスが充実しているLINE Pay。

どのような特徴があるか、詳しくまとめてみました。

この記事の結論

・LINEのアプリ内から使える
・LINE友だちへの送金、割り勘が可能
・プリペイドカードが発行できる
・PayPayに一本化の予定

LINE Payとは?

LINE Pay
基本還元率0.5%
たまるポイントLINEポイント
支払い方式前払い、後払い
チャージ方法銀行口座、クレジットカード、コンビニATM
相性のいいクレジットカードVisa LINE Payクレジットカード
運営LINE Pay株式会社
公式サイト公式サイトを確認する

LINE Payは、LINE Pay株式会社が提供しているQRコード決済です。

専用アプリがあるほか、LINEのアプリ内から簡単に始められます

店舗での支払いや、LINE友だちへの送金など、便利な機能がたくさんあります。

経営統合により、2022年にはQRコード決済PayPayに一本化されることが決まりました。

LINE Payのメリット

LINE Payを使うメリットは、どのようなものがあるでしょうか。

・LINEから簡単に使える
・プリペイドカードを発行できる
・Google Pay、Apple Payに登録できる
・PayPay加盟店でも利用可能
・海外展開している

ほかのQRコード決済と比較した時に、LINE Payが持つ特徴をまとめてみました。

順番に解説します。

LINEから簡単に使える

LINE Payの魅力は、なんといってもLINEアプリから簡単に利用できる点です。

メッセンジャーアプリであるLINEは、多くの方が日常的に使っているでしょう。

LINEアカウントを持っていれば、誰でも簡単にLINE Payを始められます。

LINEアプリ内から決済画面に進めるため、新しく別のアプリをインストールする必要はありません

プリペイドカードを発行できる

LINE Payは、オンラインサイトで利用できる、バーチャルプリペイドカードが発行可能です。

プリペイドカードは2種類あります。

・Visa LINE Payプリペイドカード
・LINE Payカード(JCB)

アプリからカード番号やセキュリティコードを確認することで、Visa加盟店、JCB加盟店でショッピングを楽しめます

プリペイドカードを使うと、LINE Payに対応していない店舗でも、LINE Pay残高を使えるため、利用シーンが広がります。

Google Pay、Apple Payに登録できる

LINE Payのバーチャルプリペイドカードは、Google Pay、Apple Payに登録可能です。

Google PayはAndroid端末、Apple PayはiOS端末でそれぞれ利用できる、ウォレットアプリです。

Google PayやApple Payに登録すると、電子マネーiDとして実店舗で決済できるようになります。

QRコード決済以外でも利用できるシーンが多いのは、LINE Pay残高の特徴といえるでしょう。

PayPay加盟店でも利用可能

LINEとZホールディングスの経営統合により、将来的にPayPayとLINEが一本化すると発表されています。

それに先立ち、2021年8月から、PayPay加盟店でLINE Payが使えるようになりました。

PayPayのスキャン支払いに対応している店舗で、ユーザーはPayPay用のQRコードを、LINE Payから読み取って支払うことができます。

海外展開している

LINE Payは、日本だけでなく、台湾やタイ、インドネシアでシェアを広げています

それらの国に行く機会がある方は、現地でLINE Payが使えるかもしれません。

また、日本国内のLINE Pay加盟店では、中国のWeChat Pay、韓国のNaver Payユーザーが決済できる仕組みになっています。

国内でLINE PayがPayPayに一本化したあとも、引き続き海外での提供は続く予定です。

LINE Payが、グローバルな視点で事業を展開させているとわかります。

LINE Payのデメリット

次に、LINE Payのデメリットをみておきましょう。

・還元率が高くない
・PayPayへの一本化が予定されている

それぞれ解説します。

還元率が高くない

LINE Payは、残念ながら基本還元率が高くありません。

チャージ&ペイの支払いは0.5%、残高からの支払いは0%です。

特典クーポンを使うと、店舗によってはより高い還元率になるため、支払いの前にチェックしておきましょう。

PayPayへの一本化が予定されている

経営統合により、2022年にはPayPayへの一本化が発表されています。

つまり、LINE PayのQRコード決済は、サービスの終了が予定されています

サービス終了後は、LINEポイントや特典クーポンといった関連サービスが、一部使えなくなるかもしれません。

具体的にどのような流れになるか、まだわかりませんが、頭の片隅に入れておきましょう。

LINE Payアカウント

LINE Payアカウントは、ユーザーの状況によって2種類にわけられます。

・LINE Cashアカウント
・LINE Moneyアカウント

普段意識していない方がほとんどだと思いますが、一部利用できる機能が異なります。

どのような違いがあるか、解説します。

LINE Cashアカウント

LINE Cashアカウントは、本人確認が完了していない状態です。

一部機能に制限があり、LINE友だちへの送金などはできません

LINE Moneyアカウント

LINE Moneyアカウントは、本人確認が完了している状態です。

LINE Cashアカウントと比べて利用限度額が高いほか、次の機能が利用できます。

・LINE友だちへの送金
・LINE Pay残高の出金
・銀行振込サービス
・Visa LINE Payプリペイドカードのオンライン上のVisa海外加盟店での利用

スマートフォンから簡単に本人確認できるため、すべての機能を使いたい方はLINE Moneyアカウントにしましょう。

LINE Payの支払い方法

LINE Payの支払い方法は、次の2種類です。

・LINE Pay残高
・チャージ&ペイ

チャージ&ペイは、あらかじめクレジットカードを登録しておくことで、事前に残高にチャージしなくても支払いができる機能です。

現在LINE Payのチャージ&ペイを利用できるカードは、Visa LINE Payクレジットカード、または三井住友カードが発行するVisaブランドのカードのみです。

Visa LINE PayクレジットカードではLINEポイント、それ以外の三井住友カード発行のVisaブランドのカードはVポイントがたまります。

事前にLINE Pay残高へチャージして利用する場合は、次の方法があります。

・銀行口座
・コンビニATM
・Famiポート
・東急線券売機
・オートチャージ

オートチャージは、設定した金額を下回った場合、銀行口座から自動でチャージされる機能です。

LINEポイント

LINE Payの利用でたまるポイントは、LINEポイントです。

チャージ&ペイで支払うと、0.5%が還元されます。

LINE Payでの支払いに1ポイント1円として充当できるほか、LINEの関連サービスで使えたり、PayPayボーナスに交換できたりと、様々な使い道があります。

LINEポイントの有効期限は、最後に付与された日から180日です。

しかし、LINEポイントが新しく付与されると、全ポイントの有効期限が180日に延長されます。

そのためサービスを利用していれば、有効期限は実質ないといえるでしょう。

LINE Payの機能

LINE Payは店舗での支払い以外に、様々な機能があります。

・割り勘
・請求書支払い
・特典クーポン
・家計簿アプリ連動
・外貨両替
・LINE Pocket Money

外貨両替サービスをおこなっているQRコード決済アプリは、LINE Payのみです。

それぞれの機能について、順番に解説します。

割り勘

LINE Payでは、割り勘用のグループを作成できます

代表が割り勘機能から作成したQRコードを、メンバーが読み取り、グループに参加します。

代表が設定した金額を、LINE Pay残高で支払うと完了です。

メンバーごとに異なる金額を設定することも可能です。

請求書支払い

LINE Payは、請求書のコードを読み取ることで、税金や公共料金を支払えます

東京電力エナジーパートナー、東京ガスをはじめとする、多くの企業、自治体がLINE Payの請求書払いに対応しています。

支払いは、オンラインで完結するため、非常に便利です。

特典クーポン

LINE Payは毎月、コンビニやドラッグストアなどで利用できる、特典クーポンを配布しています。

あらかじめ特典クーポンを取得しておき、支払い画面で設定すると、支払い金額に割引が適用されます。

特典クーポンの利用は、1枚につき1回限りです。

特典クーポンの種類は毎月変わるため、月の初めにチェックしておきましょう。

家計簿アプリ連動

LINE Payは、家計簿アプリと連動して、自動で支払い記録を共有することが可能です。

連動可能な家計簿アプリは、次のとおりです。

・LINE家計簿
・Money Forward
・Zaim

利用しているアプリがあれば、連動することで支出をまとめて管理できます。

外貨両替

LINEは、韓国のSBJ銀行と共同で、外貨両替サービスを提供しています。

LINE Payで支払ったあと、希望する通貨を空港で受け取る、もしくは自宅に郵送してもらえます

対応している通貨は12種類です。

LINE Pocket Money

LINE Pocket Moneyは、LINEを通じて、お金の借り入れができるサービスです。

24時間365日申し込みができ、その日のうちにLINE Pay残高に入金してもらえます

借りたお金は、銀行振込やコンビニATMを使って現金化が可能です。

限度額や利息は、LINE Scoreによって決まるため、よく確認しましょう。

LINE Scoreは、利用状況などをもとにAIが判断するスコアリングサービスです。

まとめ

LINE Payは、2014年という早い段階でサービスが開始したQRコード決済です。

多くの方が日常的に使う、LINEのアプリ内から利用できるため、簡単に始められるのが魅力です。

関連サービスの多様化や海外展開など、進化を続けてきたLINE Payですが、経営統合によりPayPayへの一本化が予定されています

今後どのような調整があるか、注目しましょう。

おすすめQRコード決済13選!特徴を徹底比較

おすすめのQRコード決済それぞれの特徴についてまとめてみました。

LINE Pay以外のQRコード決済に興味がある方は、参考にしてください。

タイトルとURLをコピーしました