![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/babd5a7c514c0cbbf87a8e719a371a92-1-1024x279.jpg)
QUICPayは、専用カードやスマートフォンで利用できる、電子マネーです。
多くの電子マネーと異なり、QUICPayはクレジットカードを使う、後払い方式です。
電子マネーQUICPayの持つ特徴を、詳しくまとめてみました。
・クレジットカードが必要
・カードのポイントがたまる
・モバイル型やコイン型など種類が豊富
・相性のいいカードはJCBカード
QUICPayとは?
![QUICPay](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay.png)
基本還元率 | – |
たまるポイント | – |
支払い方式 | 後払い |
チャージ方法 | – |
相性のいいクレジットカード | JCBカード |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
QUICPayは、後払い方式の電子マネーです。
対応しているカードと紐づけることで、スムーズに決済できます。
機能が拡張されたQUICPay+では、クレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードも利用できます。
QUICPayのメリット
最初に、QUICPayのメリットをみてみましょう。
・スムーズな支払いができる
・加盟店が多い
・事前のチャージが不要
・クレジットカードのポイントがたまる
順番に紹介します。
スムーズな支払いができる
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay1.png)
QUICPayは、カードやスマートフォンをかざすだけで、スムーズに支払いができます。
クレジットカードのように暗証番号を入力したり、サインを書いたりする必要はありません。
あらかじめQUICPayに紐づけておけば、クレジットカード本体を持ち歩くことなく、店舗での決済が可能です。
加盟店が多い
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay2.png)
QUICPayは、全国133万か所以上で利用できます。
2005年にサービスが開始したため、今では多くの店舗がQUICPayに対応しています。
利用できるシーンが多いのは、メリットといえるでしょう。
事前のチャージが不要
ほとんどの電子マネーは、あらかじめ残高をチャージする前払い方式です。
一方QUICPayはクレジットカードと紐づけて利用するため、事前にチャージする必要がありません。
支払った金額は、利用しているクレジットカードに請求されるため、残高不足を心配せずに決済できます。
クレジットカードのポイントがたまる
QUICPayで支払った金額に応じて、クレジットカードのポイントをためられます。
たまるポイントの種類や還元率はカードによって異なります。
多くのクレジットカードは、還元率が0.5%~1%程度です。
QUICPayのデメリット
次に、QUICPayのデメリットを紹介します。
・独自のポイント還元がない
・カードがなければ利用できない
順番に解説します。
独自のポイント還元がない
QUICPay自体は、独自のポイント還元がありません。
QUICPayの利用では、紐づいているカードのポイントがたまります。
お得にポイントをためたい方は、還元率の高いクレジットカードを利用しましょう。
カードがなければ利用できない
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay3.png)
QUICPayは、現金などでチャージすることはできません。
利用するためには、クレジットカードが必要です。
QUICPay+であれば、デビットカードやプリペイドカードも利用できます。
あらかじめ、何かしらのカードを入手しておきましょう。
QUICPay+
QUICPay+は、QUICPayの機能が拡張されたサービスです。
クレジットカードのほか、デビットカードやプリペイドカードを登録できます。
QUICPay+加盟店では、QUICPayとQUICPay+両方に対応しています。
通常のQUICPayと異なり、カード型の利用ができないため、注意しましょう。
QUICPayの種類
QUICPayは、様々な利用形態を選択できます。
自分にとって利用しやすいものを選びましょう。
・モバイル型
・専用カード
・クレジットカード一体型
・nanaco一体型
・コイン型
・キーホルダー型
カードによって対応している形態が異なるため、事前に確認しておきましょう。
モバイル型
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay4.png)
QUICPayをスマートフォンを使って、Google PayやApple Payから利用できます。
クレジットカードのほか、デビットカードやプリペイドカードにも対応しています。
カードは複数枚登録でき、利用するカードを簡単に切り替えることが可能です。
専用カード
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay5.jpg)
クレジットカードの追加カードとして、QUICPay専用カードを発行できます。
店舗での支払い時に、カードをかざすだけで決済が完了します。
クレジットカード本体と異なり、暗証番号を入力する必要はありません。
クレジットカード一体型
クレジットカード本体に、QUICPayの機能が搭載されているタイプです。
店舗での支払い時は、QUICPayで支払うと伝えましょう。
nanaco一体型
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay6.png)
QUICPayの機能が搭載された、nanacoカードです。
電子マネーnanacoの残高を、QUICPay加盟店で利用できます。
2つの電子マネーの機能が備わっている、多機能型カードです。
コイン型
QUICPayの機能が利用できるコインです。
専用カード同様、クレジットカードを出さずにスムーズな決済が可能です。
キーホルダー型
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/QUICPay7.png)
ANA QUICPay+nanacoは、キーホルダー型の電子マネーです。
QUICPay、nanacoに加え、ANA国内線の搭乗がタッチでできる「スキップサービス」が利用できます。
ANA QUICPay+nanacoを発行するためには、ANA JCBカード、もしくはJCBカード/プラスANAマイレージクラブが必要です。
QUICPayと相性のいいクレジットカード
QUICPayは後払い方式の電子マネーですが、すべてのクレジットカードが対応しているわけではありません。
QUICPayを利用したい方におすすめできる、相性のいいクレジットカードを紹介します。
・JCB一般カード
・JCB CARD W
・ANA JCB 一般カード
・Orico Card THE POINT
QUICPayはクレジットカードのポイントをためられるため、好みのものを選びましょう。
JCB一般カード
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/32484d3cd4b364c4328ff2c3ecfb4f70.png)
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1375円 |
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
QUICPayは、株式会社ジェーシービーが運営しています。
そのため、ほとんどのJCBのクレジットカードはQUICPayに対応しています。
日本が誇る国際ブランド、JCBのプロパーカードはどこで出しても恥ずかしくありません。
JCB CARD W
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/JCB-CARD-W.png)
年会費 | 無料 |
基本還元率 | 1% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
JCB一般カードと比べ、いつでもポイントが2倍たまる、お得なカードです。
残念ながら、39歳以下の方しか申し込めないため、注意しましょう。
年会費が永年無料なので、最初の1枚におすすめです。
ANA JCB 一般カード
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/e1addf4f984c934f9afc4c70c195e4ec.png)
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:2200円 |
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
ANA JCB 一般カードは、ANAマイルをためられます。
また、申し込み時にキーホルダー型のANA QUICPay+nanacoを発行可能です。
旅行や出張で飛行機を利用する方に、相性のいいカードといえるでしょう。
Orico Card THE POINT
![](https://everydaycashless.com/wp-content/uploads/2021/10/Orico-Card-THE-POINT.png)
年会費 | 無料 |
基本還元率 | 1% |
たまるポイント | オリコポイント |
国際ブランド | Mastercard、JCB |
運営 | 株式会社オリエントコーポレーション |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
Orico Card THE POINTは、QUICPayだけでなくiDも利用可能です。
iDもQUICPay同様、後払い式の電子マネーなので、使い方はわかりやすいでしょう。
2つの電子マネーの機能が搭載されているため、より多くのシーンで利用できる1枚です。
まとめ
QUICPayは後払い方式の電子マネーです。
多くの電子マネーが事前にチャージする前払い方式なのに対し、クレジットカードを持っていれば気軽に利用できます。
独自のポイント還元はおこなわれていませんが、カードのポイントをためられるため、自分に合った方法を選べます。
すべてのカードに対応しているわけではないため、あらかじめ確認しておきましょう。
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