QUICPayは、専用カードやスマートフォンで利用できる、電子マネーです。
多くの電子マネーと異なり、QUICPayはクレジットカードを使う、後払い方式です。
電子マネーQUICPayの持つ特徴を、詳しくまとめてみました。
QUICPayとは?
基本還元率 | – |
たまるポイント | – |
支払い方式 | 後払い |
チャージ方法 | – |
相性のいいクレジットカード | JCBカード |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
QUICPayは、後払い方式の電子マネーです。
対応しているカードと紐づけることで、スムーズに決済できます。
機能が拡張されたQUICPay+では、クレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードも利用できます。
QUICPayのメリット
最初に、QUICPayのメリットをみてみましょう。
・スムーズな支払いができる
・加盟店が多い
・事前のチャージが不要
・クレジットカードのポイントがたまる
順番に紹介します。
スムーズな支払いができる
QUICPayは、カードやスマートフォンをかざすだけで、スムーズに支払いができます。
クレジットカードのように暗証番号を入力したり、サインを書いたりする必要はありません。
あらかじめQUICPayに紐づけておけば、クレジットカード本体を持ち歩くことなく、店舗での決済が可能です。
加盟店が多い
QUICPayは、全国133万か所以上で利用できます。
2005年にサービスが開始したため、今では多くの店舗がQUICPayに対応しています。
利用できるシーンが多いのは、メリットといえるでしょう。
事前のチャージが不要
ほとんどの電子マネーは、あらかじめ残高をチャージする前払い方式です。
一方QUICPayはクレジットカードと紐づけて利用するため、事前にチャージする必要がありません。
支払った金額は、利用しているクレジットカードに請求されるため、残高不足を心配せずに決済できます。
クレジットカードのポイントがたまる
QUICPayで支払った金額に応じて、クレジットカードのポイントをためられます。
たまるポイントの種類や還元率はカードによって異なります。
多くのクレジットカードは、還元率が0.5%~1%程度です。
QUICPayのデメリット
次に、QUICPayのデメリットを紹介します。
・独自のポイント還元がない
・カードがなければ利用できない
順番に解説します。
独自のポイント還元がない
QUICPay自体は、独自のポイント還元がありません。
QUICPayの利用では、紐づいているカードのポイントがたまります。
お得にポイントをためたい方は、還元率の高いクレジットカードを利用しましょう。
カードがなければ利用できない
QUICPayは、現金などでチャージすることはできません。
利用するためには、クレジットカードが必要です。
QUICPay+であれば、デビットカードやプリペイドカードも利用できます。
あらかじめ、何かしらのカードを入手しておきましょう。
QUICPay+
QUICPay+は、QUICPayの機能が拡張されたサービスです。
クレジットカードのほか、デビットカードやプリペイドカードを登録できます。
QUICPay+加盟店では、QUICPayとQUICPay+両方に対応しています。
通常のQUICPayと異なり、カード型の利用ができないため、注意しましょう。
QUICPayの種類
QUICPayは、様々な利用形態を選択できます。
自分にとって利用しやすいものを選びましょう。
・モバイル型
・専用カード
・クレジットカード一体型
・nanaco一体型
・コイン型
・キーホルダー型
カードによって対応している形態が異なるため、事前に確認しておきましょう。
モバイル型
QUICPayをスマートフォンを使って、Google PayやApple Payから利用できます。
クレジットカードのほか、デビットカードやプリペイドカードにも対応しています。
カードは複数枚登録でき、利用するカードを簡単に切り替えることが可能です。
専用カード
クレジットカードの追加カードとして、QUICPay専用カードを発行できます。
店舗での支払い時に、カードをかざすだけで決済が完了します。
クレジットカード本体と異なり、暗証番号を入力する必要はありません。
クレジットカード一体型
クレジットカード本体に、QUICPayの機能が搭載されているタイプです。
店舗での支払い時は、QUICPayで支払うと伝えましょう。
nanaco一体型
QUICPayの機能が搭載された、nanacoカードです。
電子マネーnanacoの残高を、QUICPay加盟店で利用できます。
2つの電子マネーの機能が備わっている、多機能型カードです。
コイン型
QUICPayの機能が利用できるコインです。
専用カード同様、クレジットカードを出さずにスムーズな決済が可能です。
キーホルダー型
ANA QUICPay+nanacoは、キーホルダー型の電子マネーです。
QUICPay、nanacoに加え、ANA国内線の搭乗がタッチでできる「スキップサービス」が利用できます。
ANA QUICPay+nanacoを発行するためには、ANA JCBカード、もしくはJCBカード/プラスANAマイレージクラブが必要です。
QUICPayと相性のいいクレジットカード
QUICPayは後払い方式の電子マネーですが、すべてのクレジットカードが対応しているわけではありません。
QUICPayを利用したい方におすすめできる、相性のいいクレジットカードを紹介します。
・JCB一般カード
・JCB CARD W
・ANA JCB 一般カード
・Orico Card THE POINT
QUICPayはクレジットカードのポイントをためられるため、好みのものを選びましょう。
JCB一般カード
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1375円 |
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
QUICPayは、株式会社ジェーシービーが運営しています。
そのため、ほとんどのJCBのクレジットカードはQUICPayに対応しています。
日本が誇る国際ブランド、JCBのプロパーカードはどこで出しても恥ずかしくありません。
JCB CARD W
年会費 | 無料 |
基本還元率 | 1% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
JCB一般カードと比べ、いつでもポイントが2倍たまる、お得なカードです。
残念ながら、39歳以下の方しか申し込めないため、注意しましょう。
年会費が永年無料なので、最初の1枚におすすめです。
ANA JCB 一般カード
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:2200円 |
基本還元率 | 0.5% |
たまるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
運営 | 株式会社ジェーシービー |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
ANA JCB 一般カードは、ANAマイルをためられます。
また、申し込み時にキーホルダー型のANA QUICPay+nanacoを発行可能です。
旅行や出張で飛行機を利用する方に、相性のいいカードといえるでしょう。
Orico Card THE POINT
年会費 | 無料 |
基本還元率 | 1% |
たまるポイント | オリコポイント |
国際ブランド | Mastercard、JCB |
運営 | 株式会社オリエントコーポレーション |
公式サイト | 公式サイトを確認する |
Orico Card THE POINTは、QUICPayだけでなくiDも利用可能です。
iDもQUICPay同様、後払い式の電子マネーなので、使い方はわかりやすいでしょう。
2つの電子マネーの機能が搭載されているため、より多くのシーンで利用できる1枚です。
まとめ
QUICPayは後払い方式の電子マネーです。
多くの電子マネーが事前にチャージする前払い方式なのに対し、クレジットカードを持っていれば気軽に利用できます。
独自のポイント還元はおこなわれていませんが、カードのポイントをためられるため、自分に合った方法を選べます。
すべてのカードに対応しているわけではないため、あらかじめ確認しておきましょう。
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